2012年10月27日土曜日

☆ つなぐ縁 ☆

何も悪いことをしていないのに白バイをみるとなぜか‘ドキッ’としてしまうアクア社長こと吉田です。もう少し大人になると無くなるんですかね~このドキッっは。。。笑

今日は個人的にも非常にうれしい、お土地の契約がありました。大手ハウスメーカーで建築予定

の今回の買主Hさまとのご縁はほんの数週間まえ。Hさまのお兄さまからのご紹介でした。そのお

兄さまとの出会いもまさに偶然でアクア不動産が入っているビルのエレベーター内のチラシを見て

お問い合わせをしてくださいました。「弟が○○○で住宅用地を探しているので何かありませんか?」

とオファーを受けたボクは早速、対象エリアを隈なく‘巡廻’し、その土地周辺から嗅ぎ取れる全ての

情報をピックアップしていきました。ボクに課せられた使命は住宅用地を探すことなんですがいつも

ボクはこの第一ステージにおいて物(土地)は探しません。まず人を探すようにしています。親族や

知人、同級生、不動産業者等自分が大切にしてきた人脈をフルに使い有力情報を少しずつたぐり

寄せていく作業です。確かに不動産仲介業は物を売って(紹介して)商売をしていますがボクはい

つも仲介業イコール人つなぎ(縁つなぎ)だと思って取組んでいます。今回その地にボクが営業マ

ンとして尊敬するJさんがいました。8年前にボクの自宅建設を担当してくれたJさんは4年前に転職

し現在の建設会社の番頭さんに。その建設会社さんの分譲地(建築条件付き)が今回ドンピタの場

所に位置しておりました。後で分かったことですが多くのハウスメーカー営業マンさんがこの物件の

建築条件外しに躍起になり営業攻勢をかけていたようです(もちろん難攻不落)お互いの近況報告

もそこそこにJさんの「吉田さんの力になりますよ」の一言でHさまに建築条件なしでお土地をご紹

介することが出来ました。

こうして考えてみると感慨深いものがあります。エレベーター内のチラシ広告を許してくれたビルオ

ーナーさま、Hさまお兄さまとの出会い、Jさまの熱きご支援、Hさまのご決断、どれひとつ欠けても

今回の契約はなかったことでしょう。小さな小さな不動産会社に思いを寄せてご依頼くださったHさ

まからは今後商売をしていく上でこの以上ないエールを頂戴しました。Hさま、本当にありがとうご

ざいました!Hさん、おうち完成したらお祝いにお邪魔させてくださいね~



エレベーター内のアクア広告。
今回のお仕事からいろいろと学ばさせていただきました!
ありがとうございました!!


2012年10月17日水曜日

☆ 拝啓 蓬台社長 ☆

相変わらず滑舌の悪い3歳のうちの坊ちゃん。時々発する「レッツゴー」が「レッツロー(low)」になってしまう憎めないヤツなのだが気分が滅入っている時に耳にするとちょっと‘イラッ’っとしてしまうアクア社長こと吉田です。むかしからサ行が苦手なのは知ってるんだけど最近だんだんとひどくなってきているのはナゼ。。。(笑)

いきなりですが、楽しみにしている講演会が明後日に迫ってきました。ボクが唯一参加させて頂い

ている経営者の勉強会に岐阜経営研究会という組織がありますがそこが主催となって今回、静岡

県浜松市の都田建設さんの社長さんをお招きし開催するものです。この社長さん、カリスマなんで

す。地方都市の零細工務店に入社し、たたき上げの2代目社長。今や年間100棟を超す新築住

宅をなんとモデルルームなし、営業マンなしで達成。いやはや、恐れ入ります。

その社長の名は蓬台浩明さん。1971年生まれの41歳。静岡大学を卒業後1年間のオーストラリア

へのホームステイ、その後千葉大学に編入、三井ホームへ経て現在の都田建設へ入社されてい

ます。その入社がボクが大学を卒業した1998年と一致するので社会へ出てからの時間の長さはほ

ぼ一緒。親近感が湧くと同時に濃密な時間を過ごした人とそうでない人の差が算数の答えの如く

はっきりと表れてしまい。。。刺激になります(笑)

蓬台社長の生き様や思想はネット等で情報収集ししっかりと頭の中に叩き込んでいきました。おか

げで蓬台社長のブログチェックが毎朝の日課です。その中で一番しっくりきた‘蓬台イズム’を少しご

紹介します。住宅会社の‘家’の売り方で王道なるものと言えば八百屋さんよろしくビックリ価格の

「モデルハウス譲ります」で集客を煽り、来場者を囲いこみ粘っこく努力と根性で住宅を売ってくる。

少し意地悪な言い方ですが概ねこんな感じでしょうか。今でもその類のチラシをみますよね。また

最近では完成見学会というものがあちこちで催されています。蓬台社長も最初はこの完成見学会

をやっていたそうです。来場者宅を片っ端から訪問して商談をお願いすると4件に1件受注できた

そうですが年間30棟まできたときに、この手法を思い切ってやめたそうです。成約に至らなかった

3件に費やした時間や労力も残りの1件に振り向けるべきだと思ったとのこと。いや~出来ないで

すよね、この発想。いや発想だけで終わらすのではなく実際にやり切ってしまうところがすごい!一

棟入魂ってやつですかね。社長就任早々、売り上げは喉から手が出るほど欲しかった筈なのに蓬

台社長の「我慢しました」談はカンブリア級です!

もうひとつ!蓬台社長といえども都田建設に入社したすぐは現場のごみ拾いばかりだったそうで

す。「親に大学を2つも出してもらいながら・・・」と、思い悩む姿は誰もが通る20代の関所そのもの

です。自分の選択が本当に正しかったのか不安でいっぱいの時期が当然、蓬台社長にもあったよ

うです。しかしここからが違います。現場に落ちているごみをよく見てみるときれいな釘や端材とい

うにはもったいない建材があちこちに転がっている。それらはごみとされてしまうが実はお客さまの

お金で買い揃えたもので細かな神経を行き届かせなければ本当の意味でのコストダウンなんて生

まれないのだと身をもって経験したそうです。誰もがその苦しさ、虚無感から逃げ出してしまう20代

を、まさに自分の魂を作る時間に充てたと言えます。

このカリスマに会えると思うともう今からワクワクです。講演のあと居酒屋にて懇親会があります。

きっとミーハーなボクは3杯はお酌すると思います!!(笑)




そのソフトな語り口からも辣腕経営者としての魂がビンビン伝わってきます!!

 蓬台社長出演 賢者TV